チワワ専門ブリーダー フィールワンズハート

子犬を迎えた後

さぁ、お家に来ました!注意してあげる事は何だろう~♪

チワワ サークル

お家に着いたら、サークル内でそぉっと休ませてあげてください。 緊張や移動の疲れがあるので、触らずそぉっと休ませてあげてください。

長距離移動してお家に戻った場合は、おトイレを我慢している可能性がありますので、一番最初にトイレトレイの上に置いてあげてください

最初の2~3日は環境の変化で緊張していますので、食欲が少し落ちているようでしたら砂糖水なども与え、そっと休ませてあげてください。遊び過ぎるという感覚がまだない為、喜んでいるからと遊ばせすぎて、急にぐったりする事も考えられますので気をつけてあげましょう。

ワンポインアドバイス アルカリイオン水などは尿道結石などの原因になりますので、あげないようにしましょうね~。

睡 眠

チワワ 子犬

だいたい子犬は一日のうちの70%~80%は眠る時間だと言われています。だいたい、1日2回くらい1時間ずつくらいサークルの外で遊ばせてあげるくらいの目安です。日齢にもよりますので、お迎えになったブリーダーさんなどに質問して聞くのもいいと思います。

新しい環境に慣れるまで3日~2週間くらいかかります。

環境の変化でストレスなどにより免疫力が弱り、軟便や風邪など、病気になりやすくなります。外出先から帰って来たら、手を洗ってから接してあげるようにして下さい。免疫がつくまでは十分に気をつけてあげて下さい

夜泣きは覚悟をしてあげてください。親兄弟と離れ不安や寂しさでいっぱいです。そして泣いた時、なぜ泣いているのかも考えてあげてみて下さい。

お腹が空いた? お水がない? 寒い?暑い?

トイレが汚れている? ●寂しい?

※稀に給水器の飲み口が固まってしまっている時があります。ボールが回るか指で時々チェックしてあげてください

★夜泣きの軽減方法の1つ

サークルのすぐ傍にラジオを置き、小さく小さく、本当聞こえないくらい、人間の心臓の音くらいな音の感覚で流してあげてみてくださいね。音楽ではなく、人が話しているAMラジオのほうが効果がでやすいです

体重測定

スムースチワワ 子犬

最初の間は体重を定期的に計ってあげて下さいね。 少しずつでも体重は増えて行きます。来た時より減って行く時は注意が必要です。

チワワの子犬でしたら、調理用のキッチン量りの1g単位で量れるものがいいです

便の状態

ティッシュで掴んだ時、柔らかすぎて簡単に潰れてしまったり、固すぎる便は状態がよくありません。最初の間、環境の変化のストレスで軟便をしてしまう時がありますので、人間の赤ちゃん用のビオフェルミン細粒やエビオス錠をごく少量餌に混ぜてあげてみてください。続くようでしたら、早めに病院に連れて行ってあげてください。

良い状態の便で腸内細菌や虫が出る事は実は可能性が低いのです。軟便になってもわからない事も多々あります。整腸剤をもらっても改善しない、下痢が続く場合は、何度でも検便をしてあげてください。4回5回検査してからしかわからない事もあります。

固すぎる時は、餌の量が少ない、水分量が少ないと考えられます。餌の量や水の量を再度確認してあげて下さい。

念の為次のワクチン接種の時に、その日にした便を乾燥してしまわないようにビニール袋に入れて病院で一度検便してあげてください

部屋全体

チワワは寒さに弱いとは言われていますので、注意してあげてください。 寒さがある程度大丈夫な子もいますが、それは成犬になってからと思ってもらってもいいと思います。

子犬期の部屋の温度は室温は夏は26~28度位、冬は22~24度位、但し木造住宅、鉄骨住宅、マンションなどによっても体感温度はさまざまですので目安としてお考えください。乾燥にも注意し、床面の温度などにも注意して下さい。

冬場サークルの下に水拭き出来るジョイントマット、レジャーシートの銀色のアルミロールマットなどを引いてあげたりすると床からの冷えの軽減になります(^^)、またサークルの周りに風よけの毛布をしてあげるなど工夫してあげて下さいね。

フローリングなどは滑りやすいため、足などに負担をかけます。関節炎などを起こす原因にもなるので、洗えるタイプの敷物をしいてあげたり、塗るタイプの滑らない専用ワックス、クッション性の高いクッションフロアなど、いろいろ工夫してあげて下さい。

床にクリップやぼたん、子犬の口に入ってしまうようなものはないかチェックしてあげて下さい。 小さい間は人間の子供と同じで何でも口に入れようとするので、誤飲の原因にまります。

コンセントやコードはよく噛みに行きます。子犬がいける場所にはないように工夫をしてあげて下さい。感電の恐れがあります。火事の原因、コンセントの破損になります。

暖房時の加湿も気をつかってあげて下さい。設定は地域によっても違いますが、加湿しすぎてもよくありません。人間がいて、むっとするような状況にはならないようにしてあげて下さい。加湿器が用意出来る時はサークルの出来るだけ側で子犬の手の届かない範囲に置いてあげてください。

よくタオルなどが大好きで、噛んで遊んだりする事があると思うのですが、毛足の出にくいものにしてあげて下さい。子犬期の爪はまだ抜けやすく、ひっかかって抜けてしまう場合があります。また、少しずつ糸クズを飲み込んでしまって、胃や腸につまり死に至ったという話しも聞いた事があります。気をつけてあげて下さい

抱き方など

抱きかかえ方は、決して前足だけをもって抱き上げないでください。

おなかの下に腕を入れてしっかりと抱きかかえ、両手でささえてあげてください。体が小さいので、するりと抜け落ちないように気をつけて下さい。利き腕で手をちょきにして、子犬ちゃんの片方の手を挟み、親指はもう片方の手の脇に添え、前を飛び出すのを防ぐように持ち、もう片方の手でお尻の辺りをしっかり支えてあげてください

チワワは頭蓋骨の中央に隙間があります。決して頭を打ったりしないように気をつけてあげてください。また、決して叩かないでください。 段差なども気をつけて下さい。ちょっとした段差でも落ちて頭などを打つと命とりになる事もあります。

また、高さの認識が小さい頃はなく、膝から飛び下りたりする事もありますので、十分に気をつけてあげてください。

先住犬との接し方

チワワ サークル

どんなに温和な先住犬のワンちゃんでも、最初は子犬ちゃんをサークルに入れ、サークル越しからはじめてあげてください。我が家から巣立った子たちは、ママ犬兄弟犬と巣立つギリギリまで一緒に過ごし、いぬの社会化を勉強しています。新しいお家でもすぐに先住のワンちゃんに遊ぼ!と行くと思います。ママが恋しいのもあり、ママと同じ感覚でお乳を吸いに行くような動作をする場合もあります。先住のワンちゃんがびっくりして子犬ちゃんを噛んでしまう事がないように、時間が掛かってもだんだん慣れていくと思いますので、気長にゆっくりご挨拶からはじめてくださいませ

お散歩

チワワ 散歩

お散歩はワクチン接種がすべて終わって2週間後からOKです。

適度な日光浴させてあげてください

散歩が出来る以前は窓際の室内で、目の届く範囲内で日光浴をさせてあげて下さい。

社会化を学ぶのはだいたい3~4ヶ月頃と言われています。全くこの時期、家から全く出さない場合人を怖がったりする事も考えられますので、出来るなら他の犬が出入りしない場所やご近所に、風邪などをひかないように注意してあげながら抱いてお散歩したり、車でドライブを楽しんだりするのはいいと思います。音慣れや人なれさせるという意味で良いと思います。ただ、免疫力は弱いので十分な注意はしてあげて下さい。ただし、新しいお家について1週間ほどは、お家の中でまず新しい環境に慣れさせてあげてください。十分にコミュニケーションを取り、呼び戻しが効くようになってからの外出の方が安心だと思います

最初のお散歩はリードを恐がったりするので、歩かないようならしばらくは抱いてお散歩してもいいと思います。ハーネスタイプの方が慣れやすい場合もあります。また、お家の中でハーネスをつけての練習をしておくのもいいと思います。嫌がるようなら少しずつ慣れさせてあげてください。

リードは、無理に引いたりしないようにして下さい。余計に散歩を嫌がるようになります。根気よくお外の世界に慣れさせてあげてください。リードを緩めた状態で持ち、名前を呼び、近寄って来たら、少し離れてまた呼びの繰り返し練習でもいいです。

怖がるからやめておくわ~って言われる方もいらっしゃるのですが、無理強いは必要ないですが、新しい事への順応力はきちんと持ち合わせている犬種だと思います。先生が良ければワンコもたくさんの事を覚えていけると思いますので、頑張ってみてください。

例えば自分が行った事もない海外の地で道もわからない言葉も通じない所でどんどん歩けるか?って言われれば無理ですよね?何でも知らない事、初めての事は怖いものです。緊張するものです。それはワンコも一緒です。ワンコの立場になって考えてあげてみると結構うまくいきます。

夏は涼しい時間帯、冬は暖かい時間帯を選んであげてください。毎月のフィラリアの予防とノミダニの予防を忘れないでください。お散歩から帰って来たら、ブラッシングして、汚れをとってあげてください。

低血糖

チワワで一番恐いのは、この低血糖です。環境の変化などで、食事をとらない、下痢が続いているなどの場合、十分な栄養がまわらず血糖値が下がり、急激に元気喪失、沈鬱状態になります。判断が遅いと命取りになります。

砂糖水やはちみつなどをなめさせ、すぐに医師の診断をあおいで下さい。

下痢が続いている時は要注意です。駆虫をしていても環境の変化でお腹の虫が出る場合があります。下痢の便を病院に持っていっても一度では検査に引っかからない場合もあります。判断が遅れて亡くなるという事がないようにする為にも、必ず当方から巣立った子犬ちゃんは当方にご連絡ください。またその他の皆様はお迎えになったブリーダーさん、ショップさんに相談し病院にも必ず行く事をお勧めします。

低血糖をもしも起こしてしまった場合、よだれ、失神、体温低下がみられたりします。病院に走る場合は必ず温めながら連れていってあげてください

トイレシーツ

チワワ サークル

ストレスや何かを訴えたい時にシートをぐちゃぐちゃにする行動があります。また、あのびりびりした音が楽しくてする場合もあります。人間の子供がふすま紙破いたり、障子紙やぶいたりした時期と同じだと思ってもらえるとわかりやすいかもです

シートの中には吸収ポリマーが入っているので、お腹に大量に入るのは危険です。洗えるトイレシートやすのこ付のトレイに変えてあげるなどをしてあげて下さい。

この行動、残念ながら怒ってもまたします。ある一定まで成長したらしなくなりますので、その時まで違う方法を考えてあげてください

子犬期一番可愛い時期ですが、一番手のかかる時期でもあります。1才~2才くらいになるとだいたいの犬が落ち着きだします。大変だと思いますが、よろしくお願い致します。

トイレシーツホームセンターで買うのが一番安い気がします。最近はネットでも安く売っています。子犬期はトイレ回数も多いので、厚めのシーツより、チワワの子犬は薄いタイプでも十分な量しかしませんので、薄いものを使用して変える回数を増やす方がいいと思います

食べていけないもの

HP内の食べてはいけないもののページを必ずお読み下さいね。

※にぼしなのですが、あげてはいけないものではないのですが、チワワの子犬の場合は、他犬種に比べとても小さいです。

カルシウムを取るにはいいかもしれないのですが、煮干しに含まれているリンを取り過ぎると低カルシム血症になります。最悪の場合、命を落とすので、子犬期にあげる事はおすすめしませんm(_ _)m

※ジャーキーなども、多給しすぎると、塩分の関係で、肝臓をいためてしまう時があります。特に小さいタイプの子などは気をつけてあげてくださいね。犬は、塩分を人間のように分解する事は出来ません。

毛と歯

毛と歯がだいたい4ヶ月前後くらいから半年くらいの間で、子犬の毛から大人の毛、乳歯から永久歯に生え変わります。 この時期、毛も抜けますし、少しみすぼらしくなります(^^;)が、成長とともに少しずつ毛量は増えて行きます。

歯も生え変わるため、この時期、あま噛みが多くなったり、いろんなものをかじります。歯が生えてきてかゆい為です。犬用のガムやおもちゃを与えてあげて下さい。

ただ、ガムを噛ます事によってまだまだ柔らかい歯並びや、顎の発達が良すぎてお渡し時は綺麗な歯並びでも、その後悪くなる場合があります。長時間、くちゃくちゃさせるのはNGです。

仔犬期の堅いものの噛ませすぎや、おもちゃでのひっぱりっこは気をつけてあげてください。歯並びがアンダーになりやすくなります。

時々、2枚歯になる子がいます。小型犬は特に多いようです。乳歯が抜け落ちる前に永久歯が生えてきて2枚重なった状態になります。だいたい8ヶ月~1才くらいまでは、乳歯が抜ける可能性があるので、歯を触るなどして、抜けるように心かけてあげてください。

去勢・避妊の際に病院の先生と相談して、乳歯も一緒に抜いてもらうのがいいかもしれません。

病院は評判などを聞いて選択して下さい。子犬でチワワの場合小さい為、命とりになったという話もあるので、麻酔は本当に気をつけてあげて下さいね。

歯並びが綺麗でも歯磨きをしなければ虫歯になります。きちんと歯磨きをしてあげてください。

よく質問で歯並びが悪いとどうなるのですか?とありますが、大丈夫です。きちんとご飯も食べれますし、健康にも問題はありません。 それより、虫歯になったり歯槽膿漏にならないように、気をつけてあげてください。歯磨きなし、歯磨きガムなし生活でいくと、2歳くらいには、歯槽膿漏になっている可能性は大です。若くして歯抜けになってしまわないように、歯磨き頑張ってあげてくださいませ